リミッティングビリーフ/16  正気であってはいけない

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正気であってはいけない ■精神・身体に関するもの■

おはようございます。

佐賀県唐津市で

子育てや対人関係の悩みの根本解決を行う

心理セラピスト野崎めぐみです。

今日はリミッティングビリーフ正気であってはいけない。

をご紹介させていただきます。

主訴

正気であってはいけない。を持つ方は、『無意識に自分で自分を追い詰めて気を狂わせようとする。』

『変わった言動によって周囲の注目を集める、周囲をコントロールしようとする』といった特徴を表します。

・気がおかしくなりそうになることがある。

・自分で自分を追い詰めて、気を狂わせようとする。

・変わった行動や発言をして、注目を集める。

・暴れたり、叫んだりして、周囲をコントロールする。

・人から『あなたは変わっている』『あなたは変だ』と言われると嬉しくなる。

・『自分は他の人と違って、どこか変わっている』と感じている。

・性的に変わった趣味を持っていたり『自分は変態ではないか』と思うことがある。

・動物を虐待したり、殺したくなる。または実際にやっている。

・統合失調症などの精神病を持つ親の子どもが、本人は精神病でもないのに、精神病者と同じように現実を湾曲して認識したり、おかしな発言や行動をする。

・ことさらに普通に振る舞っている感覚(私はスーパーノーマルです。)

刷り込み(原体験)

子どもが頭がおかしいかのような行動をしたときにだけ周囲から注目されたり、他人の頭のおかしな行動の真似をして修正されない時、『正気であってはいけない』が刷り込まれる可能性がある。

また精神病の親や親戚の言動をお手本にして、身につける場合もある。統合失調症の親を持つ子どもの中には現実の認知に困難を伴う場合があるが、これらは親の『正気であってはいけない』のメッセージの影響である。

そうした子供たち自身は、本当の精神病ではないため、心理療法で矯正することが可能である。

・頭がおかしいかのような発言や行動をした時だけ、人から褒められたり、注目をしてもらえた。

・統合失調症などの精神病を持つ親や親戚のおかしな発言や行動を真似しても直されなかった。

・両親から愛してもらえない事実に直面して気が狂いそうになるほどの絶望的な悲しみ、恐れを感じ、そうした絶望的な悲しみや恐れを感じなくて済むように、自分や他者に対して怒りや憎しみを持つようになった。

まとめ

私たちは生きるために最善の方法を自分なりに見つけていきます。

ですが、幼少期は家族の中で考え方や言動を学んでいきまが、

家族環境の影響は子供にとってはとても大きいのです。

目の前にある『事実』に対して、湾曲した認識をすると

反応の仕方が全く違ったことになってしまいます。

また、

心の容器が育っていない時期に

大きな悲しみや恐怖を一人で抱え込もうとすると

心の容器が壊れたり、容器に収まりきらず

誰かを攻撃したり(アクティングアウト)、自分自身を追い詰めてしまうことに繋がります。

自分のことを守る最善の方法ではありますが、

そうすることで、人との関わりに溝ができてしまったり

何気ない出来事でも自分自身を傷つけてしまう

思考パターンを持つこともあるため自分自身では気がつきにくいのです。

誰かの話を聞いて、

心の声や、体の感覚に変化を起こすことで

気づいていくこともありますよ。

まずは、自分の気持ちや感覚、思考パターンに気づく!!ことから全てが始まります!!

野崎めぐみ

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