こんにちは
心の問題を解決する心理療法家
野﨑めぐみです。
今日は周囲からの目や評価が気になる原因と解決についてお話をしていきます。
人の目が気になるとは?
私たちが幸せに生きていくためには、他者の存在は欠かせません。
少なからず、相手がどう思うのか?気になる。気にするのはごくごく自然なことですが
・過剰に周囲の目を気にして何もできなくなる。
・その場に応じた適切な判断や行動ができなくなる。
・一人で自由に行動できない。
・子どもにしかるべき対応ができない。
・緊張して喋れなくなる。
・思考が止まらなくなる
こういった場合には心の問題が潜んでいます。
またこの心理的な部分をそのままにしておくと
・ひきこもる
・すぐにイライラして情緒不安
・子供をコントロールしたくなる
・見栄をはって借金をしてしまう
・睡眠障害
などの大きな問題に発展することもあります。
人目が気になる人の特徴
1)人の目が気になる方の特徴として、周囲のことをよく観察して分析をしています。
周囲の変化に敏感にキャッチし、その変化にも柔軟な対応を行おうとしています。
とても感受性豊かで、いろんなことを完璧にこなそうとする人です。
2)人からよく思われたい。嫌われたくない。そんな心理が働いています。
人から自ら嫌われたいと思う方は、あまりいないでしょうが、人から嫌われないために自分の意見を言えなかったり、自分を押さえ込んで生活をすると自己肯定感が低くなることや自分の本当の気持ちが何なのかわからない。
他者が羨ましくなって自分を嫌いになってしまう事があります。
3)過剰に自分を意識してしまう。周囲の方が私のことをきっとこう思っているに違いない。といった感覚が湧いてきてしまうことや、きっとこうであるといった誤った自分や周囲への固定概念を持っている事があります。
人の評価が気になる方の特徴
1)自分の意見や存在に価値がない。間違っている。こういった心の働きによって周囲に自分の意見を表現できなくなる事があります。そのため自分の考えや気持ちを伝える時に、涙が出てきてしまう方や黙り込む。そして余計に落ち込んでしまう事があります。そうなると周囲からも本来持っている考えを知られる事なく、誤解を生んだコミュニケーションになってしまいますね。
2)失敗への過剰な恐れを感じます。人の成長過程は失敗の連続を重ねて成功することがほとんどですが、
その失敗自体を過剰に恐れるあまり、成長の機会を逃してしまうことで余計に自己有用感や自己効力感を育む事ができず、自分の考えに自信を持てなくなっていきます。
3)いつも不安な状態に襲われる。
毎日の生活は選択の連続ですが、選択は自分で決めることでもあります。
他者の評価を気にして優先していると自分で物事の決定や問題を切り分ける力が弱いために、知らず知らずのうちに『こうなったらどうしよう?』『もしかすると』といった不安で思考も感情も囚われてしまいます。
人の目や評価が気になる時、まず自分の考えや意見よりも他者の意見を採用しようとしたり、周囲の目が気になることで自分らしく振舞う事ができず、よそよそしい雰囲気を出すことで周囲の人との関わりに分厚い壁ができることもあります。
こういった場合に仕事の評価や子育て対人関係にも、もちろん影響が出てきますし、体も過剰な緊張から肩こりや頭痛といった慢性的な不調に発展します。
子供は人の目や評価を気にすることもないため、子どもの言動を見ていると、ママの心に投影が起きて、イライラしてしまうことや人が大勢いる場所に出かける事が億劫になることもあります。
そのため過剰の子どもの言動や行動を過剰にコントロールしたくなり、可愛い我が子への罪悪感や嫌悪感を多く抱いてしまうことにも繋がっていきます。
自分の価値観だけで生きることは、孤立にも繋がるので、ある程度は他者の意見や評価を受け取ることも必要です。周囲の意見を受け入れ、私はこう感じている。自分の意見の違いや接点共通点は?と自分の情報の精査や問題の切り分けを行う事が大切です。
また相手の意見は意見として『貴方はそう思うのね。』『自分にはない考えだけど、そういう意見もいいね。』
友好的に相手の意見を尊重することも必要になります。
人の目や評価が気になる人の原因
まず初めに
乳幼児期の関わり(愛着アタッチメント)が深く関係しています。
愛着の対象者は生まれてきて一番みじかにいる母親ですが、母親が自分自身の行動や反応に対してどう反応するのか?を、子ども自身が見て聞いて
これは危険だ!これは安全!これはOK!これはNG!と母親からの反応に合わせて自分の行動を決めていきます。
ママの反応を見ながら社会性を身につけていきます(社会的参照・ソーシャルリファレンシング)
周囲の反応を伺いながら自分はどう振舞うのか?行動形成を作りながら社会性を身につける準備をおこないます。
社会に適応するための経験をするこの時期に、
過剰な行動の制限があったり、何も評価されなかった。逆に何でもかんでも称賛される。といった偏った関わりが原因になっていることがあります。
ここで注意したいのが、適切な評価があくまでも必要になるという事です。
次に
幼少期に何をしても両親や周囲の人から、ダメ出しをされていた。
急に不機嫌になる大人がいた。
そのためいつも怒られて、ダメ出しされる。
相手を不機嫌にすると自分も嫌な思いをするから、周囲を観察する。
このように
周囲の目や評価を気にしなければいけなかった経験があります。
そして、周囲からの冷やかしやイジメの経験があった場合にも人の目や評価が気になることがあります。
これらの事が心の傷(トラウマ)になっていることで、今は幼少期ではなくても、心の傷は自分の心と身体が覚えていることで、似たような場面や大勢の人の輪に入るような場面などに自分で意識できないところで、人の目が気になる。人の評価が気になる事に繋がっています。
そして
経験不足が原因で、人の目や評価が気になります。
これは自己有用感・自己効力感が関わっています。
以前の記事でもご紹介してますのでご興味がある方はぜひ⇩
自己肯定感を高めて自分の望みを叶えていく生き方
経験値がないことで、自分自身で判断する力や自分のできる。できない。といった自己評価を行う事ができないために周囲の評価に頼るしか方法がなくなることや、知識だけを身につけても経験が伴わない場合に
机上の空論になってしまうため、自信を持てなくなってしまいます。
あなたの意見や行動を尊重されなかった事が原因で
人の評価や人目が気になるといったお悩みになります。
解決方法
自分自身を1日1回毎日褒めよう。
周囲の目を気にせず行動しよう。
手技・手法は世の中にたくさんあります。
ですが
そうできないから人は悩んだり自分を責めてしまいます。
この場合には
まずはあなた自身の心の中に安心基地を作る事からスタートしていきましょう。
安心できる場所。
安心できる人。
安心できる物。
安心できる香り。
安心できるイメージ。
安心できる環境に身を置くことです。
安心感は貴方の身体が教えてくれます。
ほっとできる。身体の芯が温まる。自分で認知できなくても身体が安心できているか?
まずはご自身の身体の声を聞いてください。
安心感は貴方の心の傷を溶かして癒してくれます。
その先に、
自分のやってみたいこと、自分ができそうなことにチャレンジして経験を重ねていくことで、周囲の評価と自分の意見をバランスよく俯瞰して物事を捉える事ができてきます。
一人ではもし難しい。やってみたけどうまくいかない。
そんな時
ぜひ私に声をかけてもらえたらとっても嬉しいです。
野﨑めぐみ
人目を気にせず自分らしく生きていきたい
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