考えてはいけない。自分が考えたいように考えてはいけない。 特定の事について考えてはいけない。■成長に関するもの■
こんばんは。
心理セラピスト野崎めぐみです。
今日はリミッテングビリーフ成長に関するもので
『考える』思考にも関わることです。
考えるといっても
人の数だけ様々な考えがありますが、
考え方の基本形は小中学校教育の基礎として
なぜ?どうして?5W3Hが代表的にありますが
悩みや問題が起きた時に
自分自身にどんな質問を問うのか?で
また出てくる回答が変わってくると私は思うのです。
考えてはいけない。このビリーフは
そもそも考えることをしなかったり、
ある特定の事柄だけは考えないように避けていたり、
または答えのない問いばかりを行い答えのでない
思考だけがグルグルとかけめぐり
体はあんまり動いていないけども
いつも疲れてしまうなど身体的にも影響が出てきます。
主訴
考えてはいけない。を持つ方は、
『私は考えられないから(間違うから)、誰か私の代わりに考えてほしい』
『誰か他の人が代わりに考えてくれるから、自分で考えなくてもいい』と
思っています。
また、他者から意見を求められたり、
何か問題が起こって解決方法を考えなければならなくなると、頭が混乱してパニックを起こしてしまいます。
『考えてはいけない』の派生系として
『自分が考えたいように考えてはいけない。』(誰が考えるように考えなきゃ!)
『特定の事について考えてはいけない。』(お金・遊び・仕事・幸せ・セックスなど)
結論が出ない考えや最善の策や効率良くといった考えることを避ける方もいらっしゃいます。
・意見を求められたときや、考える場面になると頭の中が真っ白になる。頭が混乱パニックになる。
・自分の考えや意見がない。
・自分で決められないので『どうしたらいいですか?』とよく人に聞く
・考える前に感情的になってしまう。(すぐにキレる。悲しくなる。)親のモデリング
・考えるばかりで結論を出せない。
・結論が出ないように、一番大切なところは考えないようにして、あまり関係のない周辺のことばかりを考える。
刷り込み
何でも先回りをして子供に指示を出す。過保護な親との関わりを通して、子どもが自分で考えるのをやめてしまう場合も多い。『お母さんが考えるからあなたは、勉強、習い事でよい学校や進路のことだけを考えていなさい。』といったように子供の考える能力を禁止したり、低く評価する親によって刷り込まれる。また考える前にすぐに感情的になってしまう、親をお手本とする場合もある。
・指示的で支配的な親に育てられた。
・あなたは私の言う通りにしてさえいればいいのよ。お前は私のいう通りにしないと失敗するよ。
・自分で考えた事に対して親が否定、批判的だった。
など
原体験の一部をご紹介させていただきました。
まとめ
考えてはいけない。
考えることができることは生物の中でも
人間に与えられた能力の一つでもあります。
目の前の問題や困難、成功体験や失敗からの好転方法など
3、4歳頃の純粋な知的好奇心から湧き出る『なんで?』から始まり
体験や経験を通して感じた事に対して熟考していくことで
様々な視点を持つこと、改善策を見つけていくこともできてきます。
これは誰かの言葉だけではなく、本や情報なども役に立っていきます。
そして
言語が発達していない乳幼児期や幼少期は
周りにいる人の非言語を受け取ることもあるのです。
自分の考えていることは、日常的になっていて
これが、あたりまえの事になっている場合も多く
自分では気が付きにくいビリーフでもあります。
また、頭がグルグルと考え事でいっぱいになることで
脳が過剰に疲れてしまい、うつやパニック、適応能力ができない。
体が過剰に疲れてしまうなど
身体的影響があるのです。
そのため
いったん思考の回転速度を遅くしたり
ある一つの課題に思考をフォーカスさせていくことで
考えが肥大していかないように。
五感を使って脳内をクリアにする。
マインドフルネスなど有効とも言われています。
ですが、
考えてはいけいないを持つ方は
このマインドフルネス自体なかなか難しい
目をつぶることができない。
余計に考えが出てきてしまうといったこともありますので
そういった場合は無理に取り入れず
まずは信頼できる方にお話をされてみてくださいね!
マインドフルネスについてはヨガと心理の視点からお話ができればと思います。
野崎めぐみ
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