親と子どもの間で起きていること
こんにちは
心の問題を解決する
野崎 めぐみです。
子育てのご相談をいただく中で
『子どもがお片付けをしないんです。』
ご相談をよくいただくことがあります。
成長や発達の段階を見ると
お片付けは子どもたちにとって高度な動作
年齢に応じた適切な方法がありますが
今日は片付けの方法ではなく
小学校高学年になっても自分のものを片付けられない。
いつも
片付けをしない子どもに対して
いつもイライラしてしまったり、
いつも片付けなさい。と言っている
親と子ども関わりの間に
心理的なゲームが起こっている事があります。
心理ゲームとは
人との関係の中で、不快な感覚・拗らせる・パターン化されたコミュニケーションのことを
心理ゲームと言われています。
いつも片付けをしない。子
(怒られる)
いつも片付けなさい。親
(怒る)
お互いに不快な出来事ですが
心理的にはお互い欲求不満な状態で、
欲求を満たすための心の交流をしています。
私たち人間や生き物は
不快を避けて、快を得る。と言われています。
そのため
片付けをしないことで
双方に得られている欲求があります。
子どもが求めている欲求
まずは片付けをしない
子どもの気持ちや求めている心の欲求について
片付けをしない。
↓
怒られる。
↓
悲しい。嫌だな。
それだったらお片付けするれば
いいじゃない?と
大人からすると感じますが
怒られても
悲しい。嫌な気持ちになっても
子どもからすると
自分に無関心や自分の居場所がない状態よりも
親からの関心や興味を
自分に向けてもらえるのならば
不快な感覚や言葉でも
片付けをしないということで
親から
自分に興味が向いている。
自分に意識が向く。見てもらってる。
不快だけど子どもにとっては
心の栄養になっています。
親の心の欲求
親の心には何が起きてるのでしょうか?
いつも片付けしなさい。というけど
でも、片付けしない子ども
だから
忙しいけどブツブツ文句を言いながら
片付けをする親は
そうすることで、誰かのお世話をすることができます。
自分以外の誰かのお世話や手助けをすることで、
自分の心を満たしています。
誰かのお世話をする
自分には価値がある。
自分の居場所がある。
親自身の
心の栄養になっています。
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そうなると親が子どもに与えてるメッセージは
成長せずに子どものままでいてね。
何もしなくていいよ。
といった非言語のメッセージを与えています。
だって
子どもが成長をしてお世話をできなくなると
自分の心を満たす事ができなくなってしまいますね。
本当の欲求
親子の間で不快だけど
心を満たす快をお互いに得ることができます。
この場合
どんなにお片付け方法や収納方法を
頑張って取り入れても
子どもが自ら意欲的に片付けをする事はありませんし
親としても、お世話ができている感覚が満たされる
誤った心の栄養を得られる体験を強化していきます。
まずは
子育てをしている
大人が心のもつれを解決して
本当の心の欲求を満たしていく必要があります。
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誰かのお世話をしなくても
私には居場所がある。
私には価値がある。
その感覚を大人が得られて満たされることで
自分から片付けを行い
自立の準備を始めることができて
安心して子どもは大人になっていけます。
心地よい親子関係に変化
親子関係で起きている出来事は
双方に満たされて、得られている事がありますが
まずは子どもの言動行動を注意したり
あれこれ方法を取り入れるよりも
ママやパパの気持ちを満たすことで
親子関係が心地よいものに変化していきます。
今回お片付けを例にして
お話をしましたが
宿題をしない。お皿を下げない。お着替えをしない。
毎日の生活のちょっとした出来事にも
お互いに心の交流を行っています。
子どもの存在や毎日の生活は
自分の心を満たし幸福な人生にしていくために
自分では気づくことのできない、
深い心の状態に気づかせてもらうことができます。
子育てをきっかけに
ママやパパがまずは幸せになってくださいね。
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