こんにちは
心の問題解決を行う
心理療法家 野崎めぐみです。
私たちが生きる上で安心・安全が必要不可欠です。
人は安心や安全があることで、自分らしい人生を歩む事ができます。
時には
その安心感がどんなに苦しい状況であったとしても、自分が予測可能であるために
なかなか手放せない事があります。
人は現状を好み、変化を嫌う生き物でもありますし
予測ができない不確かな幸せな人生よりも予測できる不幸を選ぶ事があることをご存知ですか?
私はこれを知った時、
そんなはずない。
自分で不幸を好んで選んでいるわけがない。こんなにも幸せになるために頑張っているのに。
絶望に近い、悲しみと怒りを感じて大泣きしました。
ですが
心の問題を解決して、自分の人生を俯瞰してみれるようになった、今ならこの言葉の意味がよくわかります。
私は幸せになる事があんなにも怖かったのだ!って。
それは、不幸を選ぶことが母親との唯一の繋がりだった。
不幸を選ぶことで、いつも喧嘩をして不幸そうな両親を救えなかった自分に罰を与えていた。
愛する両親より幸せになることへの罪悪感だったのだと。
あんなに大嫌い。許せない。と思っていたんですけどね。
典型的な例ですが
・いつもダメな男性を選び、私って男運がないんだよね。
・私はいつも貧乏くじを引く。
また
悲しい出来事や嫌な出来事が起きた場合に
『ほら、やっぱりね。』
『いつもこうなる。』
『私の人生はこんなもの。』
『どうせ貴方も私を大事にしないんでしょう。』
この言葉が頭の中で口癖になっていれば、高確率で安心できる予測可能な不幸を選んでいる事があります。
心理的に安心できる場所や環境などの領域をコンフォートゾーンと言います。
コンフォートゾーンは見えるものだけでなく
人付き合い・行動範囲・行動内容・習慣・人間関係といった部分も含まれます。
また
心理的ホメオスタシス(恒常性)が働き一定の状態に戻そうとする働きが生まれながら備わっています。
そのため幼少期の環境の影響で
・いつも我慢をする事が当たり前になっていた。
・どんなに理不尽な状況でも投げ出さず何でも自分が解決していた。
・いつも母親の愚痴を聞かされて、子どもだったあなたの気持ちのことは後回しだった。
この子どもの頃の状態は不快な出来事だけど
大人になっても予測できるために
・いつも自分が我慢すればそれなりにうまくいく。
・どんなに理不尽なことでも、自分で何でも引き受ける。
・いつも人を大切に優先するが、自分はなぜか蔑ろにされたり大切にされない。
大人になれば世のため人のために尽くす事が当たりまえになっていることもあります。
本来であれば、
現状に合わせて逃げたり時には戦うこともしていい。
そして、嫌なものを避けていいんですが、
今は苦しい。辛い。ここから一刻も抜け出したい。
頭ではそう思っているのに・・・。
どこか懐かしい感覚で。慣れ親しんだ感覚を選んでいます。
『ほら、やっぱりこうなる。』と
そして
苦しい状況や悩みから抜け出す時に、
必ず起こること
それは、
安心できるコンフォートゾーンから抜け出す時に
元に戻そうとする心理的ホメオスタシス(恒常性)が働くので
どんなに頑張って行動をしても、
必死に現状を変えるために勉強をしても、気がつくと元の苦しい状況に戻ります。
今の生きづらさや苦しい状況から抜け出して
幸せになるためには覚悟が必要です。
でもこの力は自分を守ろうとする生存本能・防衛反応でもあり
自分ひとりの力ではなかなか難しいですし、どうすることもできません。
まずは
自分のためと思わなくていい。
子どもため
お金のため
家族のため
周囲の困っている誰かのためと
覚悟を決めて、今の状況から私は絶対抜け出すと決めることです。
そして
誰かひとりでいい、貴方の心に寄り添い、共感、受容、そして適切に問題の切り分けをしてくれる方と、たくさんお話をして、あなたの本物の感情を出して、その方と一緒に安心できる不幸から抜け出してください。
私たちの未来はどこに行っても、どれだけ高学歴でも億万長者でも不確かなもの、決まっている未来はありません。
だからこそ今がどんな状況であれ
自分の力で幸せな未来を手に入れることもできます。
あなたが今の状況を抜け出し、
不確かだけど幸せな未来に向かわれることを心から願い応援しています。
このホームページの場所からその思いを届けていきますね。
ご質問などあればLINEから気軽にご連絡くださいね!
野﨑めぐみ
LINE登録
心のもつれを解決するための無料動画プレゼント。
動画をご覧になって貴方も悩みの解決方法を手に入れてくださいね。