見えてはいけない■生存に関するもの■
見えてはいけないを持つ方は、人よりできることも、人よりできないことも
「見える。もしくは目立つ」ことに繋がるので、学校や職場など常に人並みであろうと努力します。
存在感がなく、集団の中にいても、目立たないのが特徴です。
主訴
・存在感を示したり、目立つのが苦手・怖い。
・目立たないように周囲に同化してしていないといけないと感じる。
・自分が目立っていないかどうか、他の人がしていることが気になる。
・周りのみんなど同じ、横並びでいけないと感じる。
・目立つので好みの服を買えない。買っても着れない。
・自己主張ができない。
・大きな声を出せない。(声が小さいと人から言われる。)
・対人恐怖症
刷り込み(原体験)
子供の頃、目立つことで嫌な目に遭ったり
危険な目にあった際に『見えてはいけない』が刷り込まれます。
また、目立つ存在になろうとしない親の姿をお手本にして、子供が真似をする場合もあります。
・すぐに暴力を振るう、いつも大きな声で怒鳴る、とても恐い親だったので親に見つかって怒られないように、いつも隠れて目立たないようにしてた。
・人から見える存在だと叩かれるので、隠れるようにしていた(いじめなど)
・親から「目立ってはいけない」「出る杭は打たれる」などと言われて育った
・親が目立たない人だったので、それを見て「自分も目立たない方がいい」と思い込んだ
・親が目立つ人だったので、それを見て「自分は目立たない方がいい」と思い込んだ
まとめ
見えてはいけないが過剰に反応をしていると
本来自分の持つ能力を発揮せず自分の能力を人に知られないようにしてしまうことで
人生を低空飛行にさせてしまうことがあります。
そして
自分の自己主張をできないため
本当はさまざまな解決策や良い案を持っているけども
表に出すことができずに損な役回りになってしまったりと
心の中で大きな葛藤が生まれていきます。
見えてはいけないを持つ方の中には
大勢の人が集まる場所(特定の場所や人の集まり)で、
とても魅力的な方なのに
自分存在を無意識で消してしまうため
恋愛関係においても
仕事においてもうまくいかないケースがあります。
例えば
情報配信SNSの発信や写真に映ること
大切な場面でアピールできないことで
何だか相手にも冴えない印象を与えてしまうといったことにも繋がります。
無理をして目立だとうとをする必要はないと私は思います。
ですが
本来自分が持つ能力や魅力などを十分に発揮することで
周りの人が助かること、幸せになることもあります。
見えてはいけないを持つ方は
心の内側に素晴らしい才能を持って磨いている方だと私は思います。
見えても誰も私には危害を加えない。
見えても悪いことは起こらない。
見えないようにすることは、自分を守ること
でもね
見てもらえることは本来安心できることです。
見てもらえることは勇気をもらえることです。
見てもらい。貴方自身を表現することで
自分以外の誰かを幸せにすることに繋がりますよ。
心理セラピスト 野崎めぐみ
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