存在してはいけない■生存に関するもの■
佐賀県唐津市で造園業を夫婦で営みながら
子育てや対人関係の悩みの根本解決を行う
ビリーフチェンジ心理セラピスト野崎めぐみです。
新年を迎えて早一ヶ月が過ぎました。
年々時間の流れは早くなっているのでは?と
思うぐらいに
1日・1ヶ月があっという間だから
時間をどんなことに使っていくのか?
とても重要だなと痛感しています。
今日からは生存に関する
5つのリミッテングビリーフについて
お話をしていこうと思います。
主訴
もしあなたが自殺や他殺(自傷や他傷)・『私なんていない方が・・・>』
『もうどこかに消えてしまいたい・・・。』といったようなことを
考えたことが1度でもあるならば
存在してはいけないを持っています。(程度は別として)
うつ病の経験者は『存在してはいけない』を必ず持っていると考えられます。
なかには、心の中で感じている存在してはいけないという感覚に反抗して、
周囲の人や世の中に対して自分の存在や生き様を見せつけようと
反抗的な生き方をする方もいらっしゃいます。
(みんな見てくれ。これが俺の生き様だ!)
・死にたいという感覚を感じる。
・人を殺したくなる、人の死を期待する(みんな死ねばいいのに・・・。)
・自分や他人が死ぬところを空想してしまう。
・自傷行為
・他傷行為、他傷観念
・自分には存在の価値がない。自分なんていない方がいいと思ってしまう。
・どこかに消えたくなってしまいたいと思う
・事故や大きな怪我を何度も繰り返す。
・無謀な運転、バンジーチャンプ、スカイダイビング等
・うつ、抑うつ状態。
・摂食障害
・依存症(アルコール、薬物、ヘビースモーカー)など
・ワーカーホリック
刷り込み(原体験)
『お前はいらな子だ』
『お前がお腹にいなければ、お母さんは
お父さんなんかと結婚しなかったしもっと幸せになれたのに』のように、
言語的に伝えられる場合と
『生まれてきた瞬間に自分の誕生を喜ばない両親の表情や態度を感じた』
『赤ん坊の時に手荒く抱っこされた』
『食事の時に両親から怖い顔や嫌そうな顔をされた』
『身体的な虐待を加えられた』のように、
非言語的に伝えられる場合とがあります。
また、『親の自殺』や『親の投げやりな生き方を見て育った』などが
きっかけとなって、
子どもの心の中に存在してはいけないが刷り込まれる場合もあります。
学校などでのいじめが原因となる場合もあります。
・親から『お前はいらない子だ』
『私が不幸なのはお前のせいだ』などと言われた。
・親の無視、無関心
・性的、身体的、精神的虐待
・いじめ
・親の自殺
・投げやりな生き方をする親を見て育った。
まとめ
私たちがこの世に生をうけることは
言葉では表現できない程の奇跡の連続で生まれてきます。
でも、そのことは頭や言葉としてわかっているんだけども、
思考や感情は子どもが死んでしまうかも、
なぜかわからないけども、
できれば泡のようにここから消えてしまいたい。
危ないことや傷つくことで生きている実感を感じていると言った
生きづらさを抱えています。
でもね、存在してはいけない。
このビリーフを持つ方は以外にも多いのです。
あなたが記憶している原体験の事実と
親の事実と異なっていることで、
悩みや病気が作られることもあります。
昭和生まれの方なら
『あんたは橋の下から拾ってきた子』と
このフレーズを聞いたことがあるかもしれませんが、
私は母からこの言葉をよく言われていました。
幼くて純粋だった私にはとても衝撃な言葉で、
私はいらない子なんだと思い込み、
とても悲しくて、いい子じゃなかったら
また橋の下に捨てられるかもしれないから怖いよ😰と思っていました。
だから
いつも親の目を気にしていたり、いい子で気の利く明るい子でいようと
していた自分に心理療法を受けたことで気がつき悩みが解消されました。
生存してはいけない、生存に関するリミッテングビリーフは
あなた自身が命を守るため、愛されるため、生きるため
身につけてきた大切な感情や感覚。
でもね
大きくなって、大人になったとき
生き延びるため、命を守るために、
感覚や感情を使っていると、
とても生きづらくなってしまって、
自分のことがわからなくなってしまいます。
なんのために生きてるんだ?
生きる意味ってなんだ? ってね。
でもね、解決できる方法はあるし
諦めなければ
生きててよかったぁと必ず感じれるようになる。
そして
自分で自分の存在を大事にできるようになりますよ!
野崎 めぐみ
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