どんな眼鏡で世の中を見ている?

こんにちわ
佐賀県唐津市で造園業を夫婦で営みながら
心理療法で悩みの根本解決を行う
心理セラピスト野崎めぐみです。

昨日は佐賀県唐津市にある
子育て支援情報センター りんくさん
個別相談の日でした。

個別相談では
子育て中の女性がもつさまざまな悩みを
聞かせていただいています。

子育て中の方であれば
お子さんの年齢や学年問わず
どなたでも来所いただけます。

ぜひ気軽に足を運んでくださいね😃

目次

水と投影の世界

私たち人間は
水と投影でできている。

と言われるくらい

毎日の生活の中の出来事のほとんど、

もしくは、

全部といっていいほど
投影が起こっています。

自分で認識できるものもあれば
全く無自覚で起きていることもあり

投影のことを
頭で理解するだけではなく

毎日の生活の中で
自分の心に意識して生活することが

幸せになっていくための
最短距離になると私は思っています。


投影とは

そもそも
投影とは何か?

投影とは防衛機制の一つ
・自分の見ないようにしてきたもの
・受け入れたくない感情・感覚
・自分の誰にも知られたくないこと
・自分でダメだと感じていることを

あたかも
相手がそう思っているように感じることです。

防衛機制として働く投影は
自分を守るために、起こすものなので、問題や不快感を
見ずに、感じないで、いいようにしていることがあります。

投影は
自分の心を相手の存在を通して見ることなので

防衛だけではなく肯定的な一面も反映されて
自分の心が安心感、充実感、自己受容などで満たされば
相手の状況がどうであれ

見える世界が全く違い肯定的になります。

投影とは、ジークムント・フロイトが提唱しました。

こんなことありませんか?

会社・組織・チームなど
人が集まれば人の数だけ価値観がありますので
おのずと、投影が起きて人間関係や仕事にも支障が起きてきます。

例)AさんとBさんが職場で働いていて
 新しいことを始めようと企画するとき


Aさんのもつ価値観:
自分には、わからないことがあるし、
人ぞれぞれ考え方も違う。
だからBさんと話し合いをすることや
こまめに確認することで、すれ違いをなくし
円滑に仕事ができるからBさんの意見を聞こう。
助け合って、協力しあっていこう
そして、自分の考えていることも聞いてもらって違う展開になると思う。

して
B
さんのもつ価値観:
自分の意見は絶対正しい。間違えてはいけない。
知らないことなどあってはダメ。
誰かに頼らず、自分でなんでもする。
人に迷惑をかけることは、いけないことだから
できる限り自分一人で決めてやっていこう。



AさんとBさんが企画を進める中で
一つ課題に直面しました。

Aさんは自分と考え方や価値観がBさんとは
すこし違うな・・・。
このままにしておくと企画を進めると
自分にも、相手にも良くないし
違う方向に向かうと円滑にいかないかもしれないと思い
話し合いたいと思い、話し合いをしましょう!と
持ちかけました。

Aさん
『BさんはXと捉えてあるんですよね?
 私はYと捉えてましたが、Xと捉えたのは
 何か理由がありますか?教えて欲しい。話あいましょ!』
Aさんの内心:話合うことでBさんの考え方を知って円滑にしたい。

Bさん
『そうです。Xであるべきです。
 Aさんなんで、そんな簡単なことを聞くんですか?』
Bさんの内心:自分で考えなさいよ。私が間違っているというの?



これってAさんは自分の肯定的な投影をBさんにお越し
BさんはAさんに防衛機制の投影が起きている状態になっています。

みなさんは
Aさん・Bさんどちらの
メガネをかけて仕事をしていますか?

相手は私

そして
AさんとBさんの違いには
続きがあります。

Aさん:
BさんはBさんの考えがあるか!Bさんは忙しくて今気持ちに余裕がないのかも!
また、落ち着いた時に話し合えばいいね。

Bさん:
Aさんは自分の意見ばっかりいうの。私が間違っているとでも言いたいわけ?
攻撃的に感じたしAさんは私のこと嫌いなんだわ、私もAさんて嫌い話すなんていや。
といった部分で投影同一視が起きてきます。

本当はBさんが
Aさんのことを攻撃や否定して嫌っているのですが
あたかも
AさんからBさんは嫌われているように感じます。

そして
Bさんは他の同僚・先輩に
Aさんと仕事をするのが嫌だ。
嫌われている。と相談すると

またさまざまな問題が起きてきます。


自分はどうかな?

問題が起きる時には

お互いの価値観🟰ビリーフの違いが
投影していると思います。

今回の例では
わかりやすくBさんの投影を強調しました。

こここで注意して欲しいのは
肯定的な考え、なんでも前むきに考えることが
良いということでもありません。

肯定的すぎる考え『私悪くないもん相手の機嫌だった』
これは責任転嫁・問題回避になっていることもありますし


理想化『私はみんな好きだから相手も自分を好きなはず』 という
考えも、些細なことで私にあんなことするなんて!と相手を攻撃やこき下ろすことになり

実は問題になるきっかけになります。


仕事に限らず、人間関係や子育てで
問題が起きた時に一度立ち止まって
自分の心に目を向けて自分はどうかな?
と振り返り
心の前提を見直すきっかけになります。

でも投影は
自分気づくことができないし
当たり前になっているからこそ
人間は水と投影でできていると言われます。

こんな時は
第三者である心の専門家にお話すると
自分の投影やビリーフに気付きやすくなりますよ!


#のざきめぐみ



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