今日は自己肯定感についてわかりやすくお話ししていきますね!
みんな使ってるから私も何となく気分の上げ下げで気軽に使っていたけど、自己肯定感とは本当はどんな意味なんだろう?
自己肯定感とは
自己肯定感と調べるとありのままの状態を受け入れること。
とても抽象的でわかりずらいですよね!そもそも、ありのままの状態とは?と疑問になります。
自己肯定感は、短所も長所も含めて『どんな自分も私だ!』と自分を好意的に受け入れる感覚のことを言います。
そう『感覚』だからこそ、これだ!という答えがないために、曖昧になりやすい。
感覚は他者の感覚に触れることが難しいため、わかりやすい形ある物や煌びやかで華やかな状態や
とっても前向きでポジティブな状態にあることが自己肯定感であると思う方も多いようです。
ありのままの状態とは?
ありのままの状態は、今あなたが感じている
喜怒哀楽🟰感情
心地よい、不快だ🟰感覚
どの感覚や考えも自分の中にあってもいいと自分で受けれ入れる状態のことです。
いくつか例を挙げてお話ししていきますね!
・・・子育て中のママ編・・・・
子供を育てるときの女性は独身時代や夫婦2人だけの生活では感じることが無かった気持ちに直面することがあります。特に自分の予定や思い通りにならないことばかりで、子育てが面白くない。イライラする。気持ちになりますが、こんな場面で私は母親なのに、子供に対してこんなこと思ってはいけない。私ってダメな母親だ。そうやって自分にダメ出しする感覚や思考は自己否定になります。
自己肯定感をママ自身が育まれている場合には、私も子育て初めてで余裕がないのだから、そりゃイライラするし面白くないと思う日もあるよね。今私感じている、子育てが面白くない。イライラってどこから来てるのかな?と自分の内側に目を向けながら、現実の生活と照らし合わせます。
そういえば、ここ最近誰とも会わず会話もしていないから孤独で寂しい気持ちでイライラした。毎日同じことの繰り返しで自分ばっかり頑張っている気になって面白くないのね!と自分の気持ちを否定することなくイライラしても良い。
でも、この感情は子供や夫などの他者のせいではなく、自分の気持ちだから自己理解と自己対話をして、慣れない子育てに対してできる限り自分で解消しようとする状態や自分だけではどうにもならないから、行政機関機関や施設を調べてアクションを起こす。また子育てを通して自分を見つめ試行錯誤する状態は、とっても自己肯定感が高いママだといえます。もちろん嬉しい愛おしいといった、その心の状態を受けれる場合も同じです。
自分の感覚や感情の全てに良い悪いの評価をつけず、自分自身で大切に取り扱えている状態のことを自己肯定感と言います。
・・・仕事編・・・
お仕事をするときに、失敗をしない方はいないと思います。
失敗するからこそ、仕事を覚え次に活かす!この積み重ねで私たちは成長していきますよね!
特に人前でのプレゼンや講話など、自分が考えていた、思い描いたようにいきません。
有益な情報を人にお渡ししたい。誰かの役に立ちたいと思って頑張っても、自分や相手が望むような結果につながらないこともあります。その時に不甲斐なさや実力不足などを感じ落ち込むことがあります。この状態の自分も「今失敗して落ち込んでる。」と自分の感情を良い悪いを付けず気づくことがありのままの状態です。さらに、自己受容は「失敗して落ち込んでいいよ」と自分を受容できます。そして自己肯定感が育つと「仕事で失敗して落ち込むそんな私も居ていい。それも私。失敗することで成長できた。』と自己を肯定できます。また、上手く行った!人の役に立てた!と歓喜する自分も素直に受けれる自分も自己肯定感と言います。失敗して落ち込む自分・成功して喜ぶ自分、どちらの状態も私の大切な感覚や感情であると自分で肯定的に受容する。そうすることが出来る感覚が自己肯定感です。
自己否定感
自己肯定感の反対は自己否定感です。
自己否定感は自分感じる気持ちや思い浮かぶ言葉や考えなど自分を否定する感覚のことです。
子どもの言動行動に対して怒ってしまった。
職場の上司・同僚に対して酷い扱いを受けたので悲しかった怖かった。
自分が感じる感情に対して
怒るなんてダメな母親だ。
悲しんだり怖がってはいけない。自分はなんて心の弱い存在なんだ。もっと強くならねば!
もっと優しい母親でなければ!そのためにアンガーコントロールを!など
自分で自分を励ましているようで、実は自分を自己否定していることがあります。
まずは出来事に対して評価をせずに、『今腹がたった。』と自分自身の感情をしっかり受け止め受容することです。
これらのことは、全て自分の内側で起こることで、子供に対して怒っていい。仕事場で何でもかんでも、無理嫌ですと言って良いということではありません。この状態は自分の感情を抱えられないアクティングアウトや、心理的な幼さがあります。
「さっきの出来事は腹がたった。」「あの言葉は傷ついた。悲しかった」
その怒りや悲しみを外に表現するのか?しないのか?
仕事で悲しいから怖いからできません。というのか?ここは一旦席を外して気持ちを落ち着けて仕事を遂行するのか?という選択を自分自身で選ぶ必要があります。
自己肯定感は6つの感覚で出来ている。
自己肯定感は心理的に高度な状態で、今日明日ですぐに育つものでもありません。
日々の生活の中で育つ感覚。その6つの感覚をご紹介していきますね!
自己信頼感
自己信頼感とは自分自身を信じられ無条件で自分を捉えることや信頼できる感覚です。
この自己信頼感は安心安全・世の中や周囲の人達に対しての信頼感を持つことから始まり
周囲の人からこんなに自分を大切にしてもらえた、困った時には誰か力になってもらえるといった体験から
育まれる感覚で、アタッチメント・愛着の形成が関わる感覚です。
自己効力感
自己効力感は自分の遂行力を信じて前に進む感覚です。
実際に目の前の問題や出来事に対して自分の力を信じて、アクションを起こし実践や実行する力のことを表します。もちろんアクションを起こすと失敗も成功も経験します。この自己効力感は経験を伴いながら、自分ができること、出来ないことを学んでいきながら、自分を知るためにも欠かせない感覚でもあります。
また自己効力感は結果によって大きくなったり、小さくなったりその時々で変化する感覚でもあります。
その変化する感覚や感情の振り幅は、初めのうちは、アップダウンが大きくなりますが、小さい経験の積み重ねで緩やかになっていきます。
自己有用感
自己有用感自分は何かの役に立っている!貢献できているという感覚です。
自己有用感は自己効力感で育まれる遂行・実践・行動の中で「自分にはこれができる。」「私はこれが苦手だなぁ」といった感覚を環境や人との繋がり、世の中との関わりの中で自分の長所と短所を自分自身で少しずつ自己理解を深める経験を元に、自分の出来ること、自分がここにいることで、誰かの私はお役に立ってると体得する感覚です。
自己決定感
自分で決めた!決められた!という感覚です。
私たちの人生は選択の連続です。
受験や就職や結婚といった場面で大きく人生を左右する出来事から
これを食べる。右に進む。今日はお休みをする。勉強をするしない。など日々の些細な選択を自分で出来た。
自分で出来ていると感じられる感覚です。
そのため3歳ごろから、私たちは自我が芽生えてきます。まだ子供だからわからないだろう、親自身が心配だから失敗させないように先回りをする。何でもダメこうしなさい!というと中々育ちにくいものです。
例え失敗して悲しい思いをしたとしても、自分が決めた選択だからと自分の言動や行動に適切に責任を持つことが出来てきます。自己決定感は自分で選択した事柄に対して結果が伴うこと、またそのプロセスを通して学ぶ感覚で
周囲の大人の子供を信じる力や待つ力を問われますよ!
自己受容感
自己受容は自分自身の現状や現実、心の状態などありのままを認める感覚です。
今自分の身に起きていることに対し良し悪しの判断をすることなく。
そうであると事実を認める感覚のことを言います。
一見自己肯定感と似ているように感じますが
自己受容はありのままの状態をそのまま認める。自己肯定はありのままを好意的に肯定する。という違いがあります。
自尊感情
自尊感情は自分を尊い存在であると感じることができる感覚です。
見た目が良い悪い。成績が良い悪い。お金があるなし。仕事ができる出来ない。地位や立場のあるなし。何かできる出来ないに関わらず自分の存在には価値がある。自分は命ある尊い存在であると自分を認められる感覚のことです。
自己肯定感は、結構奥が深い言葉だったのね。でもどうやって高い低いを判断するんだろ?
自己肯定感は自分で判断する
自己肯定感のチェックシートなどがありますでのぜひ検索されて見てくださいね!
自己を肯定する感覚はあくまでも自分の大切な感覚。
自分の感覚の物差しは自分で作ることで、自己を肯定する感覚が少しずつ育つのではないかな?と自分の経験やクライアントさんとの関わりで感じています。
この気持ちや感覚はなんなの?もしかするとこれが自己肯定感なのかなぁ?これでいいの?今の私いい感じだな。この感じはちょっと違和感を感じる。時には心が揺れて、また静かになる。その自分の感覚と共に居て自分の心に問いながら、自己を肯定的に捉えていくことや、時には自己否定する自分を認め、自分の置かれている状況を俯瞰してみる力を育てることを私はおすすめしています!
あなたの感覚はあなたの大切な一部。誰かに決められたりしなくていい。心の中はいつだって自由でいいんじゃないかな?
自分の1番の味方は自分だけど、自分のことはやっぱり自分では気づきにくい。
だからこそ、そんな時は私に声をかけて頂けたら全力で貴方の力になります!
自己肯定感が育った未来
人生は自分の思い通りにいかないことがあります。
そんな中でも
苦しいだけの道と思い、ただただ流されるように進むのか?
これは私が決めて進んでる道と自分でありのままの自分を認め信頼し進むのか?で
人生の質は大きく異なってきますよね!
自己肯定感が育ってくると自分の人生を自分で創造し着実に結果や成果を出していくことが出来ます。
たとえ、困難や課題に直面して一時的には落ち込むことや立ち止まっても自分で自分を励まし、周囲の人からの温かい協力を得られたり、共に尊重し合い良い関係で人とのお付き合いすることが出来ます。
そして
自分自身で目標を定め
スタートから自分の目標までの山あり谷ありのプロセスすらも楽しむことや時には目標を変更して、あの時は大変だったけど、私にとって大切な経験だった!全ての体験や経験を肯定的に捉えていけます。人生のどの場面も、丸っとこれでOKになるから自己肯定感が育つと実り豊かな人生になると思いませんか?
本来私たちは自己肯定感のタネをみんな持って生まれてきています。
でも、今はそうできない。どうしたらいいのか?わからない。
そんな時は育った過程で学んだ貴方の持つビリーフを緩めて自分と本気で向き合い
貴方もぜひ実り豊かな人生にして欲しいと心から願っています。
野崎めぐみ
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