感情

こんにちわ
佐賀県唐津市で造園業を夫婦で営みながら
子育てや対人関係の悩みの根本解決を行う
ビリーフチェンジ心理セラピスト野崎めぐみです。

前回の投稿で感情について少しお話をさせていただきました。

前回の投稿も振り返りながら
引き続き感情について続きを記事にしていきますね。

目次

感情とは?

私たちは人間や動物が、出来事や物事に対していただく気持ち。
怒り・悲しみ・恐怖・嬉しい・楽しいなどがあげられます。

生まれてすぐにさまざまな感情を持っているのではなく
心地悪い・心地良い 不快や快といったシンプルな感覚や感情を持って生まれてきます。

感情も成長過程の中で
はじめは養育者や近い身内や
外からの刺激を受けることで彩り豊かな感情を育んでいきます。

感情は育み学んでいくものです。

人は快を得て、不快を避けるといった防衛本能を持っているため
感情の中には感じたいものと感じたくないものがあります。

だからこそ
怒り・悲しみ・憎しみ・恥といった感情は
どうしても自分の心の中から排除したくなってしまいます。

私たちが
健康で幸せな毎日を送るためには
どの感情も必要でなくていいものなど一つもありません。

逆にいうと
自分の中にある感情を排除し、捨てようとすればするほど
幸せで健康な人生から遠ざかってしまうのです。


感情の役割

私たち人間がが持つ感情はどの感情にも
よりよく生きていくための役割があります。
今回は4つの感情について!

人には憎しみや後悔など本当にいろんな感情を持っていますが
この4つの感情が混じり合ってできていきます。

悲しみ

悲しいという感情は
自分の大切な人や物や価値観を失った時、傷ついた時など
乗り越えていくために必要な感情です。

怒り

目の前にある問題や自分の仕事や対人関係など解決するときや切り開いていくとき
そして、自分の大切な人や物や価値観や感覚といった目に見えないけども大切なものを守るために必要な感情です。

恐れ

恐れは生存本能に直結する感情で
今・目の前や未来を想定して自分や自分の大切な人や会社などを
危険から身を守るために必要な感情です。

喜び

喜びの感情には楽しい・嬉しいの感情があります。
幸せになる。満たされていくために欠かせない感情です。


もし
私たちが感じないようにしていくと
いつまでも心の片隅にモヤモヤの破片が残っていく
もしくは
体は覚えているから、病気や慢性的な体調不良になります。

時間が掛かってもいいし
上手に乗り越えようとしなくていい。

でも
何もなかったかのように
抑え込もうとせずに、

そこにあることをただただ感じて
悲しい時は一人になったとや安心できる場所や人の前で
素直に泣いたり落ち込んでいいのです。

そうすることで自然と落ち着くことができますよ。


感情に蓋をするとき

成長していく経験や出来事の中で
自分の感じたままを表現したときや、
周囲の大人の反応(非言語)をキャッチする中で
私たちは感情に蓋をすることも覚えていきます。

本当は悲しいのに怒ってしまったり
本当は怖いのに笑顔になる。

時には必要なスキルもありますが
本当は・・・。という自分の感じたままの感情や感覚を
押さえつけることが当たり前の毎日になると
いつしか感情をすり替えてしまうことがあります。

代理感情(偽物の感情)

感情には代理感情というものがあります。


例えば、嫌な出来事があったので、友人や同僚に話をして共感してもらっているが、いつまでも嫌な気持ちが落ち着かない。
治らないといった経験はありませんか?

こんな時は代理感情(偽物の感情)の場合があります。

自分自身でなかなか気づくことができないもので
代理感情を使うことで隠れた目的があることや本物の感情を出さないことで、自分を守るために代理感情を使っています。

代理感情を使うようになるのはなぜ?

本物の感情を表現したときに
養育者や周囲の人から批判的な反応や叱られた経験。(マイナスの報酬)
もしくは、怒りを表した時に褒められる経験。(プラスの報酬)

男の子は悲しくて泣くなんて情けない。
男の子が喧嘩で怒ると男らしくて偉かったね。という声かけで
『悲しみ』の感情を『怒り』で表現し、代理の感情を使うことを学ぶことがあります。
(一例です。)

あなたの周りにもいませんか?
いつも周囲にイライラをぶつけている人。

その人はもしかすると
怒っているのではなく
本当は悲しいのかもしれません。
本当は怖いのかもしれません。

もう一つ
子供は大人の模倣をしながら感情について学んでいきます。


感情を大切に扱う。

周囲の環境に応じて、その場ですぐに感情を発露することが最善ではない場合もあります。
グッと我慢をして必要に応じて対応することもあります。

ですが
一人になったとき
家に帰った時に、その我慢した感情を丁寧に扱って上げることが必要です。

体が疲れればアロマ・マッサージ・運動などを取り入れて、その日1日の疲れを癒し解消するように
心も日々のメンテナンスが必要です。

目に見えるものは触れやすいですが、
目に見えない心はどこから触れていいかわからないですが
確実に未完了の感情や消化不良になったままの感情は溜まっていきます。
セルフケアや対処方法はたくさんありますので今後少しづつご紹介していきたいと思いますね。

感じた感情や感覚を丁寧に取り扱うことは
自分自身を大切に扱うこと
自分自身を大切に扱うことができた分だけ、周りからも大切にされます。

だからこそ。
代理感情や、自分の感じるすべての感情を排除するのではなく
最初は気付き、受容していくことで、心身ともに健康で幸せな人生になっていきます。

一緒に感情を大切にしていきましょうね^^

心理セラピスト 野崎めぐみ


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