誰かに話をすること

2022年10月28日

こんばんわ

心理セラピスト野崎めぐみです。

先日福岡県久留米市にある

のぞえ心療内科さんの子育て支援の取り組みに

見学者として参加させていただきました。

お医者様を中心に専門職の皆さんで

ひとりの方のお話を熱心に聴かれる姿は

とてもあたたかい雰囲気でした。

私もセラピストとして見習いたいところばかりです。

今後も時間を作って参加したいと思います。

話しをする。

自分の気持ちを話をすることが

得意な方もいれば、苦手の方もいらっしゃいますが

なぜ話をすることで気持ちは楽になるのでしょうか？

あなたは

話をする時にその時の状況が浮かんだり

言葉が浮かんだりすると思います。

『こんなことがあった。』

『こんなことを言われて腹がたった。』

実は話をしながら

自分の頭の中を整理し

感情も一緒に外に出しています。

嫌だったこと悲しかったこと怖かったことを

自分の中だけで消化することもできますが

自分にとって不快な感情の

全てを自分だけで抱えもうとしたり

我慢していると

ちょっとずつ、心と身体に蓄積していき

さまざまな形で（病気・心身症・神経症・依存）

いつかは現れてきます。

誰かに話をすることは

『手放すこと』とも言われていて

感情や頭の中にスペースができて楽になります。

そして、自分で気づきを得ることができます。

一人で考えているときは

悶々として起きてもないことまで考えてしまい

余計に苦しくなると行った経験はありませんか？

もちろん無理に全てを話すことはありません

ですが、

ひとりだけで抱え込まずに信頼できる誰かに話をしてみる。

もしくは

誰にも見られない日記に書き出してみることで

気持ちが楽になります。

聴いてもらえる。

あなたも今までに日々の些細な悩みや葛藤を

誰かに１度や２度は話をしたことがあると思います。

気持ちがスッキリする時と

話をしたことで余計にモヤモヤする。

余計に落ち込んだといった時

この違いはなんだと思いますか？

それはご存じの方も多いと思いますが

『共感と受容』をしてもらえることで

心は楽になって、気づきを得ることもできます。

共感）共に思考や感情を感じて

理解しようとしてもらえることで、一人ではない。

私の感覚は間違ではなかったと思えます。

受容）受けれてもらえる、キャッチしてもらえ

誰かに一緒に味わってもらえることで

深い安心感を感じることができます。

キャッチボールを思い出して欲しいのですが

自分がボールを投げても

相手がボールを受け取ってくれないと

『なんでボール取らないの？』

『キャッチボールできないじゃん！』

モヤモヤとして、落ち込んだり

時には腹が立つこともあるでしょう。

あなたが悩みや葛藤がある場合は

受け取ってもらえる相手にお話をされてくださいね。

人によっては

気持ちを抱えていること自体に

罪悪感や自責の気持ちがある方も多くいらっしゃいます。

そんな時には

心について学ばれている

心療内科さんのカウンセリングや

個人カウンセラーさんや心理師さんなど

プロの力を借りることが一番安全です。

あなたの気持ちや感覚に合う方が

一番いいと私は思います。

逆に

私の些細な悩みなんて

人に聞いてもらうなんて申し訳ない。

私が少し我慢したらいいことなんで・・・。

いつものことだし、そのうち気にならなくなる。

そう思われるかも知れません。

私はそうは思わないんですよ。

あなたの中に芽生えた感情や感覚は

どれも良い悪いとジャッジすることなく

大切にすることが

本当の意味で自分を大切にすることだと思います。

悩みに大きい・小さいはないですし

実は本人さんが思っている以上に

頑張っている方が多いように思います。

腰痛や肩こりなども

少なからず心が影響しているので

まずは、話をして気持ちを楽にしてくださいね。

まとめ

悩みや葛藤を一人で抱え込みすぎない。

信頼できる友人やプロのセラピストに話をする。

相談をできない。その場所にいけない方。勇気が出ない方。

心の相談窓口コールセンターなどもあります。

もし、モヤモヤやイライラ感じるときは

溜め込みすぎず早めに手放してくださいね。

では、また ＾＾

心理セラピスト のざき めぐみ