子育て支援センターさん第一回『ひろばネットワーク』
こんにちわ
佐賀県唐津市で造園業を夫婦で営みながら
子育てや対人関係の悩みの根本解決を行う
ビリーフチェンジ心理セラピスト野崎めぐみです。
先日子育て支援センターさんで開催される
ひろばネットワークの講師として登壇させていただきました。
お忙しい中皆さんご参加いただき誠にありがとうございました。
発達・身体反応から見る愛着について
今回は子供たちの成長過程には
さまざまな視点から成長発達を見ることができます。
感覚
原始反射
自律神経
心理学
今回は感覚器官と身体の反応の発達が
子供たちの心育ちに与える影響や
愛着の育ちについて(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚・前庭感覚・固有感覚)
座学・遊びを取り入れながらお話をさせていただきました。
身体の動きや感覚の発達は
子供たちの心のメッセージを聞くことができます。
例えば
「いつも鉛筆をかじってボロボロにしてしまう。」
これを大人の目から見ると
みなさんであればどう感じますか?
・衛生的に良くない。
・周りの子はそんなことしてないのになんでうちの子だけ?
・ひやかしの対象にならないだろうか心配。
・注意しても全然やめない。
・その姿を見るとイライラしてしまう。
・先生や周囲のママ友からの目が気になる。
そんなことを思うかもしれませんし、
これはママによってさまざまな捉え方があります。
この「鉛筆をかじる」この行動は
子供の体がそうなってしまう背景があり
こどもたちの「心の安心」のために必要であること
目の前の課題や話を聞くために必要な行動であることを知ると
どうでしょうか?
子供たちにかける声かけや
私たち大人の気持ちの前提が変わることがあります。
そうすると
自分でもわからない感覚や気持ちを
周囲から理解してもらえたことで安心することができます。
その安心は子供と大人の
身体と心に余裕を持たせてくれます。
子供は身体から心を見ていく
発達過程まった只中の子供たち
『鉛筆はかじってはいけないよ!」と
言語的アプローチをすることは根性論になることがあります。
子供本人もなぜ
そうしてしまうのか
頭では良くないこととわかっていても
体が反射的に(無意識的に)そうしてしまいます。
みなさんにも
知らず知らずのうちにやっている行動がじつはありませんか?
頭の後ろで両手を組んでいる。
貧乏ゆすりをしている。
首周りに力が入っている。
真剣になっていると呼吸が止まっている。
そこには
自分を守るための心の働きが隠されています。
緊張する場面をなんとか乗り切った後
分散させるための行動(例えば貧乏ゆすり)で
その緊張してしまうのは、なぜなのか?
それは
身体の無意識の部分と心の無意識の相互的な作用があります。
体が楽に使えるようになると心にもスペースができる。
逆に
心に余白ができると、体が無理をしなくても良くなります。
心と体が成長過程の
子供たちへアプローチは遊びや自由に動くことから行うことを私はお薦めしています。
年齢や学年・個人によって方法たくさんのやり方があります。
大人の私たちは、
身体と心の成長過程は一旦通過し
成長発達は緩やかになっているため
心だけ・体だけでもなく
心も体の両方にアプローチが必要だと思います。
愛着は身体から感じるもの
身体の感覚は
自分を守るための防衛
よりよくしていくための識別があります。
防衛のために身体の感覚を使っている時には
些細な物音や光でも
過剰反応・固まってしまう(凍りつき)・逃げる(回避)といった
状態になってしまいます。
愛着(アタッチメント)は
乳幼児期から
養育者や周囲の大人の
肌の体温や肌触り
あたたかい眼差し
声のトーンや
大人の心(神経系)が安心しているといった、
毎日の生活の中や関わりの中で
少しづつ少しづつ身体を使い
周りの力を借りながら育てていくものです。
そうなると!
子供たちのアタッチメントを育てるためには
まずは大人自身の中に
アタッチメント安心感が育っていることが必要になりますね。
そして
何歳になっても、安心感(愛着)育てることができますよ。
一緒に安心感を育てていきましょう!!
心理セラピスト 野崎めぐみ
まずは知ることから始めて見ませんか?
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